心に火をつける3冊

心に火をつける3冊

何かに挑戦したい気持ちがあるのに、背中を押してくれるものが見つからない。
そんなときに出会いたいのは、自分の内側にそっと火を灯してくれるような本。
強くなくてもいい、完璧じゃなくてもいい。それでも前に進んでみようかな、と思える言葉がここにはあります。
静かに、でも確かに心を動かしてくれる3冊を紹介します。
坪田信貴
坪田信貴
累計128万部の「ビリギャル」著者
フロントライン

フロントライン

増本淳
極限状態に置かれた人間の「決断」と「希望」を真正面から描いた一冊です。
ダイヤモンド・プリンセス号で起きたパンデミックの裏側を描くこの物語は、私たち自身が直面した現実と重なり合い、心を揺さぶります。
「命とは何か」「情報とは何か」「信じるとは何か」。
静かな語り口でありながら、読後には魂を揺さぶる余韻が残ります。
不確かな時代を生きる私たちにとって、この作品は"心に火をつける"フロントラインそのものです。
ほどよく忘れて生きていく

ほどよく忘れて生きていく

藤井英子
完璧を求めすぎて苦しいあなたへ。
忘れることの大切さを教えてくれる"心のメンテナンス"本。
肩の力がフッと抜ける心地よさ。
明日、自分に優しく生きられそうな希望が湧き出します。
新版 科学がつきとめた「運のいい人」

新版 科学がつきとめた「運のいい人」

中野信子、中野 信子
運は才能ではなく"習慣の結果"だと科学が語ります。
偶然を味方にし、自分を動かす力を育む一冊。
読むほど、思考と行動に革命が起こり、「明日から運が変わる」感覚に胸が熱くなります。
坪田信貴

坪田信貴

坪田信貴(つぼた・のぶたか)

坪田塾 塾長、サンマーク出版 顧問。
累計128万部のベストセラー通称「ビリギャル」の著者。「情熱大陸」をはじめメディア出演多数。
企業研修や講演依頼も年間100本超。吉本興業HDの社外取締役時代はデジタル化も推進。