西村賢太殺人事件

西村賢太殺人事件

小林麻衣子(著)

飛鳥新社

¥1,900(税込)

電子書籍版

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恋人が綴った、西村賢太(けんけん)との3547日


「自分の人生に責任、持てよ」

この言葉がなかったら、ここまで書けなかった。


私のせいで西村賢太(けんけん)が殺された、との認識が、突然背後から鈍器で殴りかかってきた――瞬間、左のみぞおちが反り返るようにグググと引き攣って、洗面台に駆け寄って嘔吐(えず)いていた――『西村賢太殺人事件』の爆誕である。


これは、私が私のために書きました。

西村賢太のために、

などとは歯が浮くようでちょっと言えないし、

私が書かねば彼が忘れられてしまうから、

などという考え自体、まるでない。

書いていると、

不在感が増幅されて泣くこともあった半面、

思いがけず記憶の彼方から蘇ってくる彼に

出くわして喜ぶこともあった。

「自分の人生に責任、持てよ」

この言葉がなかったら、ここまで書けなかった。


【目次】

第一章 火吹達磨としぶり腹

第二章 岡山ルーチン

第三章 遥道

第四章 DJけんけん

第五章 一国一城の主

第六章 暴力の沙汰

第七章 ケダモノの舌

第八章 愛情乞食

第九章 清造大権現

第十章 西村賢太殺人事件

出版日

2025年10月23日